こんにちは、けんじろーです!
我が家で緊急事態が発生しました。
ママが入院することになったのです!
というわけで、一時的にではありますが、僕、けんじろーがワンオペ育児を経験しましたので、今回はその体験談をお伝えしたいと思います。
この記事では「ワンオペ育児を経験したパパ」という立場から、ママに育児を任せてお仕事を頑張っているパパの皆さんにお伝えしたいことを整理しましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
【前提】我が家の状況
まず前提として、我が家の状況について整理しておきます。
(初めてご覧いただく方もいると思うので・・・)
我が家は3人家族で、僕は会社員、ママは現在産休中、娘は現在生後3か月、という状況です。
僕は3か月の育児休暇を取得し、つい最近、仕事に復帰したばかりとなっています。
ワンオペ育児をするに至るまで
体調が悪そうなママ
それは突然の出来事でした。
僕が育休から仕事復帰をして3日目、仕事から帰宅するとなんだか体調が悪そうなママ。
別に普段、体調を崩してしまったときとそれほど変わらない様子だったので、今回も安静にしていればよくなるだろうと思っていました。
そして翌朝。
仕事に向かうため、僕だけが先に起きたのですが、家を出る直前に寝ているママに声を掛けると昨晩よりもだるそうにしていました。とりあえず、「今日は育児をご両親に頼るように」ということと、「何かあったら連絡するように」ということだけ伝えて会社に行きました。
突然の連絡
会社では、
もし、明日以降も体調が悪かったらどうなってしまうだろうか。
会社を休んで子守りをすることになるんだろうか。
早めに上司に報告しておいた方が良いだろうか。
などと色んな想定をしていたものの、それほど重大には捉えておらず、いつも通り午前中の業務にあたっていました。
そんな中、一報が入ったのは昼休みのこと。
ラインにメッセージがあると同時に、着信がありました。
「即入院する必要がある」
・・・入院!?
僕自身、身内が入院するという機会はそれほど多くなかったので、小パニック。
すぐに自席に戻って上司に報告。
その日は早退させてもらって、病院に直行しました。
先生からの説明
病院に着くと、だるそうなママが待合スペースで待っていました。
一緒に入院手続きを済ませ、ママはそのまま病室へ。
病室で先生から改めて説明を受けました。
先生曰く、「大腸の炎症を起こしている」とのこと。そして「治療のためには絶食と点滴が必要であるため、入院期間は1週間~2週間、経過によってはそれ以上」というふうに言われました。
こうして、その日の午後から僕のワンオペ育児生活がスタートしました。
(ちなみに、実際、退院まで9日間かかりました。)
ワンオペ時の過ごし方
仕事はどうした?
ママが入院することになったのは、僕が育休から仕事復帰してから4日目のことだったため、その日はもちろん、翌日、来週も会社へ出社する予定でしたし、もちろん仕事をしなければなりませんでした。
ただ、上司も僕に幼い子供がいることは把握していましたし、“ママの入院”という緊急事態であることを汲んでくれて、出勤形態は僕の判断に任せると行ってくれました。
そのため、ママの入院期間は完全在宅にしてもらい、仕事と子育て・家事の切り替えをしやすくしてもらったり、お見舞いに行きやすい環境を整えさせてもらいました。(通勤時間がないので、負担が軽減されました。)
その点、会社には感謝です。
朝~夕方
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子守りは家族の協力にしてもらって・・・
仕事は完全在宅にしてもらったものの、いくら在宅といえど仕事をしながら片手間に3か月の娘の子守りをするのは到底不可能・・・。というか、それ以前に仕事に集中しなければならないので、日中はママのご両親、僕の母、僕の義理の弟(←保育士免許保持!)に我が家に来てもらって、ほとんどの子守りをお願いしました。
僕の仕事の開始時間に合わせて家に来てもらい、仕事が終わる夕方まではほぼ全ての育児をお願いするというスタイルでした。
夜~朝
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家事、お風呂、寝かしつけ、お見舞い・・・夜は大変!!
ある意味、日中は子守りをしてくれる人がいたので僕もある程度仕事に集中し、合間の時間で子供の様子を見ていれば良く、その点は気持ち的には楽でした。
ただ、夜は大変!
とある1日を紹介するとこんな感じでした。
仕事が終わると、まずはママのお見舞いの準備(着替えや差し入れなどの準備)をし、家から徒歩15分弱の病院へ。(娘は病院に入れないので、義母と家でお留守番してもらっていました。)
時間いっぱいまで面会をした後、帰宅し、そのまま義母に協力してもらいながら娘のお風呂。
娘のお風呂が終わったタイミングで義母にミルクをあげてもらい、並行して僕の夕食。
ミルクが終ったら、義母は帰宅。
娘がおとなしくしていてくれている間に、皿洗いをし、洗濯を回し、掃除機をかける。
この時点で大体21時半ぐらい。
そのころにはだいぶ娘の機嫌も悪くなってきているのですが、ぐずっている娘を横目にとりあえず自分もお風呂に。
上がったところで、洗濯を干す。
この間も娘はぐずっている。
そして、夜間のミルクに備えて、ぐずっている娘と共に22時過ぎに寝室へ。
そのままなんとなく2人で眠りにつく。笑
(寝かしつけをしなくても寝てくれたのでよかったです。笑)
深夜4時。
仕事が始まる前後に娘が起きてしまうと最悪(仕事が始められない)なので、とりあえずこの時間に娘を起こしてミルク。(ここも寝かしつけはせずに済んだので良かったです。)
・・・起床。
日中に仕事しかできていなかった分、家事がたまっていたり、
娘の相手をするのが自分だけだったり、
翌日に備えて早く寝たかったり、
娘と2人きりの夜間は、とても大変でした。
休日の過ごし方
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休日・・・!?仕事はないけど・・・。
既にお伝えした通り、延べ9日間の入院だったため、休日もありました。
仕事がないからいいじゃないか、そう思う反面、2人きりで2日間を過ごすのは、まだまだ未熟な新米パパの僕にとっては試練・・・。
そう思ったので、申し訳ないけど休日も誰かに協力を仰ぐことにしました。
ただ、ママが入院した直後の休日は、偶然、僕の両親、祖母などが泊りがけで出かける予定があるということだったので、急遽そこに参加させてもらうことにしました。(もともと行くのは知っていたけど、娘が幼いこともあり断っていました。)
妹(2児の母)も参加していたし、両親や祖母以外にもたくさんの親戚が来ていたので、入れ替わりで子守りをしてくれ、子守りの負担は軽減されたのですが、
「初めてのお泊り」ということもあり、勝手がわからない。笑
オムツは何枚持っていけばいい?
洋服は何枚必要?
赤ちゃん用のボディーソープも持っていくべき?
哺乳瓶は夜中にも使うから、朝、洗浄してから準備しないといけないよな?
など、準備にはとても苦労しました。
これだったら家で2人きりで過ごした方が楽だったかも?とも思いました。
ちなみにオムツは2日間で20枚持っていきましたが、半分以上余りました。笑
ワンオペ育児をして感じたこと
ワンオペの大変さを実感
育休を3か月取得したので、「育児の大変さ」は身をもって知っているつもりでいました。
ただ、今回、ワンオペを体験して「ワンオペ育児の大変さ」を実感しました。
① 肉体面
育児だけでなく、家事、そして自分自身のことも(僕の場合は仕事も)全て1人でこなさなければならないので、肉体的に疲れます。
娘の子守りをし、娘がおとなしくしている(寝ている)間に家事や自分のこと(食事やお風呂など)をするので、ゆっくりする時間はほとんどないです。
僕の場合は、娘と2人きりで過ごしているときは、ほとんど何かしらのことをしていたと思います。
② 精神面
ワンオペ育児は、精神面でも大きな負担があると感じました。
それを一番強く感じたのは、娘が泣き止まない時。
抱っこしてもミルクをあげてもおむつを替えても泣き止まないとき、1人だとこれ以上打つ手がなくて、相当参ってしまいます。
誰かがいれば、その人に任せることで子供の泣き声から一時的に開放されるし、誰があやしても泣き止まない=自分が悪かったわけではないと思えるので、誰かがいてくれることが精神的な安定剤になることを実感しました。
仕事をしているパパへ伝えたいこと
僕はワンオペ育児も経験しましたし、現在は育児をママに任せて、平日は朝から晩まで仕事をしています。そんな僕から、ママに育児を任せて仕事を頑張っているパパの皆さんに向けて、「こうしてあげるだけでママは助かるだろう」という行動を実体験に基づいて2つお伝えします。
①早く帰ってあげる
本当に1人きりで子供と向き合うのは、精神的に参ってしまうことが多いです。可能であれば早く家に帰ってママの話を聞いてあげる、少し子供から解放される時間を作ってあげると、それだけで助かると思いました。
ちなみに、このようなことを聞くように心がけています!
・子供について、何か変わったことはないか。ママについて何か変わったことはないか。
・日中、子供がどれぐらい寝たか。
→あまり寝ていないとママが疲れている可能性があるので、たくさんケアしてあげましょう!
・どんな風に1日を過ごしたのか。
→一日中、子供と2人きりだと気がめいってしまうことがあるので、「ずっと家にいた。」という場合はたくさん話を聞いてあげると良いかと思います。
②休日は家族サービス
これは、「早く帰ってあげる」という部分と少し重なるところがあるのですが、休日はできる範囲で家族サービス(:育児、家事、外出などで良いと思います)に時間を使うべきだと思いました。
既にお伝えしましたが、私自身も娘と2人きりで休日を過ごさなければならないとなったとき、真っ先に「誰かに頼ろう」と考えました。理由は、ワンオペ育児が大変なので、少しでも解放されたいと思ったからです。
余程、仕事が好きな方を除けば、土日、休日にまで仕事をしなければいけない、仕事のことを考えていなければいけないのって苦痛ですよね。育児もこれと同じだと思いました。
ママに精神的な休息を与えてあげるという意味で、
もちろん、パパも1週間頑張っているので、できる範囲で。
そして、ママも「パパも一週間頑張っている」というのを頭の片隅に入れていただけるとありがたいです・・・。笑
最後に
繰り返しにはなりますが、育児休暇を取得したので、ある程度、育児の大変さを自覚しているつもりでいました。でも、ワンオペは全然違いました。比べ物にならないぐらい大変でした。
ただ、この経験によって自分が大きく成長できたと思っています。同時にいつもワンオペで育児を頑張ってくれているママへの感謝の気持ちが強くなりました。
なかなか自分で経験していないと“それ”を実感するのは難しいかもしれませんが、もしこの記事を読んでくれているパパさんがいるならば、いつもワンオペで育児を頑張ってくれているママへの感謝の気持ちを再認識するきっかけになれば嬉しいです。
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