【体験談】出産レポ

体験記

陣痛から出産までをまとめました。

初めての出産は、文字通りなにもかも初めて体験することばかりなので、ここに書き留めておきます。出産を控えている方にも、こういう人もいるんだな~と参考になればと思います!

前駆陣痛~陣痛

予定日の前日、夜にわりと強めの痛みがあったけど、単発だったのであまり気にせず過ごしました。
これからたまにこういう痛みがあるのかもな~くらいに思っていました。

予定日、日中は両親と夫とコストコ→ランチへ。
両親と別れる時、母親に「じゃあまた夜ね~」と冗談で言われました。
でも私は、2週間前くらいからもういつ産まれてもおかしくないぞという気持ちで過ごしていたものの、予定日に近づくにつれ、そんな気配が全然ないしまだまだっぽいな~と逆にのんびりした心情でした。その一方で、母親の冗談発言がなんとなく引っかかっていました。
こういうの、意外と現実になりそうだなぁと・・・

とはいえ、陣痛らしきものはその日来ていなかったし、夕方夫とお散歩に出かけました。
途中で寄ったコンビニでソフトクリームを食べ、帰ろうと立ち上がった時に来ました痛み!
なかなか痛い!でも、前日と同じ感じだし、今は立ち上がったタイミングだし、
陣痛ではないかもしれないなんて思っていました。

(今思えば、この2回の痛みが前駆陣痛なのですかね…!)

帰宅していつも通り夜ご飯を食べ、いつもより早めにお風呂に入り、
リビングでのんびりしているとまた陣痛らしきものが。
そのあとは一時間以内の間隔で痛みがやってきて、急に陣痛が進んでいきました。
もっと徐々に間隔が短くなっていくのかと思っていたのですが、
急に30~40分間隔になりそして10分弱の間隔になり、
あれよあれよと痛みの回数が増えていきました。心の準備があまりできませんでした・・・。
入院用の荷物を事前にしっかりまとめておいてよかったです。

陣痛の間隔が10分きってきた(且つ1時間に6回陣痛が来ていた)頃、
母親にLINE&病院に電話をしました。
前回の妊婦検診で子宮口1センチだったし初産なので、
5分間隔になるまで自宅で様子を見ましょうと病院から言われました。
両親は既にうちに向かっているとのことで、とりあえずうちに来て待機してくれることに。

その後、8分空いたりしたけどほぼ4分間隔になったので、もう一度病院に連絡。
なんとなく連絡を渋った記憶がある(多分まだ早いと断られるのがいやだった)けれど、
母親や夫に促され再度電話をしました。
助産師さんから
「もしかしたら病院に来てもまた自宅に戻る可能性もあるけれど、とりあえず来てください」
と言われ、いざ出発・・・!

病院着~出産

陣痛がおさまっている時に歩いて、陣痛が来ると動けないので立ち止まって必死で耐える…その繰り返しで何とか車に乗り病院に着きました。
立会する夫と一緒に受付を済ませ、助産師さんと夫に支えられながら分娩室(LDR)に自力で行きました。
病院で受付したところまでは覚えていますが、LDRに着いたくらいの記憶があまりありません。(笑)病院に着いてちょっと安心したのかな。

すぐに分娩台に上がり、着替えて内診。・・・「子宮口ほぼ全開」という言葉が聞こえてきました。
なんとなく、助産師さんたちもバタバタしているような気配を感じました。

助産師さんからは「1~2時間くらいで生まれると思います、このまま頑張りましょう!」と!

ここからはとにかく陣痛(強烈な痛み)との闘い!

最初は分娩台で横向きになって痛みに耐えていたのですが、正面を向いた方が赤ちゃんが下りてきやすいですよ~と正面を向くよう促されました。

陣痛がおさまると会話できるのですが、その間隔もだいぶ短くて休む間もなくしんどかったです。
陣痛は本当にほんとーーうに痛くて、「痛い痛い!!!!!」叫んでいました。
喉がカラカラになるので陣痛の間の一瞬での水分補給は必須。
用意していたペットボトル用のストロー付きキャップが大活躍でした。
それをペットボトルにセットしてもらい常に夫にスタンバってもらっていました。
私が痛がってもがいている姿に動揺していただろうけど、ナイスアシストでした!◎

それから、だんだん正気じゃなくなってくるので、助産師さんの声掛けが耳に入ってこないこともありました。
でも、夫がその言葉を頼んでないのに繰り返して私に伝えてくれて、それがとっても助かりました!

いよいよ終盤に差し掛かってきて、覚えていることは、

分娩台の下の方にあるレバーをもっていきむように言われたこと
「赤ちゃんの髪の毛が見えてきましたよー」と言われたこと
「赤ちゃんの頭出てきてるよ、触ってみる?」と聞かれ「いいです!」とそれどころではないので必死に断ったこと(笑)
赤ちゃんの頭が出てきているときがめちゃくちゃ痛かったこと
最後の最後に会陰切開されたこと(痛くはなかった)。

あ、あと、これは覚えていなかったけれど、最後まで破水しなかったので最終的に助産師さんが破水させてくれたそうです。(後日担当の助産師さんから聞きました。)

そして、遂に、娘誕生・・・!!

「元気な女の子ですよ~!」とお馴染みの言葉を言っていただいた気がします!

娘の産声はか細くて、でもかわいくて、とっても愛おしかったです!
メガネをかけて見た、生まれたての娘の姿は、想像よりも細くて小さくて、でも自分のおなかにいたと思うと大きくて。たった今、痛みに耐えながら出産したのに、なんだか私のおなかにこの子がいたことも、私のおなかからこの子が出てきたことも信じられなかったですが、とにかく嬉しさ・喜びで胸がいっぱいになりました!

助産師さんが、娘をすぐに私の胸の上にのせてくれて、その後母乳もあげました。(カンガルーケア)実際に触れてみて、ほんわかあたたかくてやっぱり小さい。
こんなに小さいのに娘も頑張ってくれたんだよね、私たちのところに生まれてきてくれてありがとう。あー尊い!

その後はまず私の後処理。

ちょっと痛いですよ~と先生に言われ、会陰切開のキズを縫われました。
…ちょっとじゃないよ先生、噂には聞いていましたが痛かったです!泣
もちろん陣痛よりは痛くないですが、痛みの種類が違うし、やっと陣痛を乗り越えて平穏な心を取り戻したところでチクチクされるのでなんかイラっとするというか、まだ痛いんかい!ってツッコみたくなるというか。(笑)
その間に娘の身長・体重、指の本数等、助産師さんが確認していたと思います。
そして胎盤も見せてもらいました~。
こんな機会ないので見てみたいと思っていたので見ましたが、感想は「THE内蔵」って感じでした。(笑)結構大きかったので、これも私のおなかに入っていたのか~と少々の驚きも。

そこからは家族3人でゆっくりする時間。夫に娘の写真をたくさん撮ってもらいながら、「かわいいね~」「ちっちゃいね~」「生まれたね~」「不思議だね~」と連呼していた気がします。(笑)
この時具体的に何を話していたかちょっと忘れてしまったけれど、とにかくとってもとっても幸せな時間でした。

あっという間に2時間経ち、夫の退室時間となりました。
娘は一旦新生児室へ、私は病室へ移動。
…このあとは、私は入院5日間。それはまた別記事で書く予定です!

イメージしていた分娩と違った

①お産(陣痛)の進み方

陣痛の進みが早かったのには驚きました。
間隔がバラバラ(1時間以内)の陣痛が来て、10分間隔だと思ったら4分間隔…、「あれ?1時間間隔の陣痛は?」と私の頭は置いてけぼりでした。(笑) 
母親学級等で得た知識として、陣痛の間隔は3時間おき・1時間おき・30分おき…とだんだん短くなると思っていたのです。
自分のなかでも1時間間隔を一つの目安にしていてこのあたりで心の準備をしようと思っていましたが、そんな瞬間は訪れませんでした。(笑)

あとからお産を担当してくださった助産師さんに聞いたのですが、お産の進み方は自分の親と似ているケースが多いとのことでした。
後日、母親に聞いたところ確かに割と早めだったみたいです。
もし今後、また出産することがあったら、経産婦なのでより一層お産の進みは早くなるそうなので、早めに病院に連絡するようにと助産師さんからアドバイスをいただきました。
これ以上進みが早いことを想像すると、家とか車の中とかで生まれそう…!次の機会があったら、渋ったりせず早めに病院に連絡したいと思います!

②LDRでの過ごし方

こちらもお産が早かったことに関連するのですが、LDRにいた時間は娘が生まれてくるまで約1時間半でした。

私はLDRに入ったら、何時間もそこで過ごすものだと思っていました。
痛みと闘いながら子宮口が1㎝ずつ開いていくのを待つのかと。
その間にアロマを焚いてもらったり、好きな音楽を聞いたり動画を見たりすると思って多少の準備もしていました。(検診時にバースプランを書いたりしました。)
おやつもいろいろ持っていったのですが、一つも開けることはありませんでした。(笑)

③いきみ逃しとは??

いきみ逃し、わたしはやったのか?もうやる必要のない段階だったのか?そんなことを確認する間もなく、とにかく陣痛の度に力が入っていたと思います。
「いきみ逃し→いきむ」の切り替えが難しいということも耳にしていたけれど、結局よくわかりませんでした。(汗)
こちらもお産の進みが早かったからですかね。

ということで・・・とにかく、まさか自分が子宮口ほぼ全開で病院に着くとは思いもしませんでした!!出産って本当に人それぞれなんですね。

立会出産のよかったこと

最後に、夫に立会出産をしてもらってよかったことです。
立会出産は個人的にはよかったことしかないです!

とにかく心強かった

意外と広いLDR。
助産師さんが妊婦に寄り添ってくれるとはいえ、LDRに一人で入ったらアウェー感あっただろうなぁ…とても心細かったと思います。夫が一緒にいてくれることで、安心感があるし、夫のためにも頑張ろうと思えました。

夫の声掛け

前述しましたが、夫の声掛けがとってもありがたかったです。
助産師さんの声掛けが意外と耳に届かなかったり、聞こえていても余裕がなくて聞き流してしまったりするので、それを夫が繰り返して言ってくれたのが意外と助かりました。
あと、一緒に呼吸をしてくれたのもやりやすかったです。

後日、担当の助産師さんから「パパさんの声掛けが素晴らしくて、家族みんなで頑張っていたお産でしたね!」と言っていただきました!私も本当にそう思います。夫も娘もありがとう~!

飲み物のサポート

声掛けのほか、水分補給も重要でした。
私のタイミングで口元に飲み物を持ってきてもらい、とても助かりました。
陣痛がしんどすぎで、言い方がきつかったり荒かったりしたと思うけどめげずに対応してくれてありがとう…!

家族3人の時間

出産後すぐに夫と話せるのがとても嬉しかったです。
私は疲労でふわふわしている感じがありながらも、達成感と喜びと興奮でいっぱいだったので、すぐに休めと言われても黙っていられなかったかもしれません。(笑) 
夫と写真を撮ったりお話したり、このあとの入院生活では授乳で寝られなかったりするので、ここでゆっくり娘誕生の喜びを噛みしめることができてよかったです。最高に幸せな時間でした!

お産のときはパパはなにもできないとよく言いますが、全然そんなことないと思います!
声掛け等もできますし、傍にいるだけでもいいのです!
どんな状況で子どもが生まれてきたのか実際に見るだけでもいいのです!
あとからママが言葉で伝えてもなかなか想像つかないだろうし、すべてを伝えられるわけではないので。本当に「百聞は一見に如かず」です。

うちの夫はお産に立ち会ったので、私が頑張ってくれたからオレもいろいろ頑張る!と家のことや娘のお世話をいろいろやってくれています!

 

 

 

以上が私の出産でした…!

間違いなく人生で一番頑張ったし、一生忘れることはないでしょう!

 

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