今回は、出産準備に関する体験記として、アカチャンホンポでもらえる出産準備リストに載っているグッズについて、私たちが実際に購入(準備)したものや、出産後の今振り返ってみて「これは必要だった、不要だった」などを整理しました。
私たちも産前には何をどれぐらい用意すべきかわからず、周りの先輩ママ・パパに聞いたり、ネットで調べたり、いろいろと手探りで苦労した経験があるので、これから出産を迎えるママ・パパさんのお役に立てたら嬉しいです!
妊婦さんそれぞれの状況や育児のスタイルにより、必要なもの、不要なものは変わってくると思いますが、ぜひ参考にしてみてください!
アカチャンホンポの出産準備リストについて
アカチャンホンポで、出産について必要なもの、揃えたいものをリスト化した「出産準備リスト」を入手することができます。
(アカチャンホンポで無料会員登録をし、出産予定日を登録するともらえる“商品のサンプルセット”の中に入っています!)


私たちもこちらのリストを参考に出産準備をしましたが、必要なものが網羅されていると思うので、出産前の準備はこちらのリストを参考に行っていただければ十分だと思います。
なお、ウェブ版はこちらからご覧いただけます。
出産準備リスト|アカチャンホンポ
マタニティ&ママ① 産前用品
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● マルチケース
● マタニティボディケアクリーム
● マタニティショーツ
● マタニティブラジャー・ハーフトップ
● 抱き枕
● マタニティウェア
● マタニティ用レギンス・タイツ・パンスト
● ルームウェア
● マザーズバッグ
● 円座クッション
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サプリメントについてですが、私は普段の食事ではなかなか十分に摂取できない&おなかの赤ちゃんにとって大切と聞いていた葉酸のサプリ(市販)を飲んでいました。妊婦検診で貧血と言われて鉄剤を処方されたので、鉄分のサプリも飲んでいたらよかったかもと後から思いました。つわりでなかなか思うように食事が摂れない時は、サプリで栄養摂取するのも手軽で良いと思います!
マタニティボディケアクリームは妊娠線対策として必須でした。私自身、日頃から乾燥肌気味だったこともあり妊娠線が出来るのを恐れていたので、全身に塗りたくっていました。私は勿体ぶらずにたくさん塗りたかったのでお高いものよりお手頃価格のボディクリームを使っていました。(その甲斐あってか妊娠線はできませんでした!)
マタニティショーツはお腹が大きくなってくると必然的に欲しくなると思います。産後も多少使うことを想定して私は5枚持っていました。最低でも4枚あるといいと思います。
産前は普段の下着だと苦しかったのでブラトップ(3〜4枚)を使用していました。産後は胸が張ってくるので締め付けが少なめの授乳用ブラを使うのがいいと思います。そして授乳の回数が多いので、さっと授乳できるようになっている授乳用ブラはとても便利です。ブラトップでも代用できると思いますし、実際私もブラトップを着用することもありますが、やっぱりちょっと授乳しづらいかなと思うので、授乳用ブラ(4枚くらい)がおすすめです。
妊娠後期以降は抱き枕も必要になってきます。お腹が大きくなると仰向けで寝るのがとても辛くてずっと横向きで寝ていました。だんだんそれも辛くなってきたので抱き枕を使ってみたら、だいぶ楽に眠れるようになりました!間に抱き枕があることで身体への負担が少し軽減される感じがしました。妊婦さんは身体が重くなって疲労も溜まるので、少しでも休む姿勢が楽になるように、私は抱き枕を使うことをおすすめします!また妊娠することがあったら、絶対に抱き枕を使用します!
マタニティウェアは1着購入しました。あとはマタニティ用ではないものの大きいサイズだったりゆったりしたつくりのものを着用していました。手持ちの洋服では流石に入らなくなるので、何着か購入は必要になるかと思います!その中でも産後着られそうなものを選んだりしました。
マタニティレギンス、マタニティタイツも購入しました。下半身の冷え対策として、ワイドパンツの下にこういったものを履いていました。それぞれ2着くらいあると便利です。
ルームウェア(パジャマ)はお腹周りのゆったりとしたものを使用していました。産後も使えるように、ウエストはサイズ調節できて授乳もしやすい作りになっているものを選びました。産前産後で季節が変わったので、私は厚手薄手のそれぞれ1着ずつ購入しましたが、通年使用できそうなものが1〜2着あると便利だと思います。
マザーズバッグについてですが、これはとにかくママがテンション上がるものを用意するのがいいと思います!私は妊娠中に行ったディズニーランドでかわいいものを見つけたので購入しました!普通のトートバッグでも代用できますが、マザーズバッグとされているものは、内ポケットがいくつも付いていてバッグの中身を整理しやすかなっていると思うので新たに購入するのもアリだと思います!
円座クッションは正確にいうと、産後の入院中に夫に買ってもらいました。必要かどうかは出産後の痛み次第だと思いますので、私のように入院中に様子見て用意するのがいいと思います!私は会陰切開の傷が痛すぎて、退院時もノソノソ歩いていたし、その後2週間くらいは座る時に円座クッション必須でした。
マタニティ&ママ② 入院準備用品
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● マタニティパジャマ
● 産じょくショーツ
● お産用パッド
● 母乳パッド
● ペットボトルストロー
● 乳頭ケアクリーム
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※マタニティパジャマはルームウェアのところに記載しました割愛します。
産褥ショーツは入院中に必要なので3〜5枚あると良いと思います。私は4枚用意して、手洗いして使っていました。サイズは大きめを選ぶことをおすすめします。産後すぐはお腹を締め付けたくないし、お産用パッドを使うのでゆったりしている方がいいと思いました!
骨盤ベルト・骨盤パンツは産後は骨盤が歪んでいるのは避けられないので、気になる方は産後すぐから必要だと思います。私はむくみやら会陰切開の傷やらの痛みの方がしんどくて、骨盤ベルトをする余裕はありませんでした。産後1ヶ月くらいでようやく骨盤のケアを始めまして、ガードルにベルトが付いているタイプのものを使っています。ベルトだけだと位置がズレやすく正しい位置がわからなくなってしまうけれど、履くタイプであればズレることはほとんどないので私はこちらをおすすめします!
分娩室で陣痛と闘っている時、分娩台の上でペットボトルを直接飲むのは大変なので、ペットボトルストローは必須です!100円ショップなどでも購入できます!
乳頭ケアクリームについては母乳育児の方は長く使うと思うので1つあると良いと思います。初めのうちは乳頭の痛みを感じやすいと思うので、ケアクリームをこまめに塗ることをおすすめします!

マタニティ&ママ③ 産後用品
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● 着圧ソックス
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私は妊娠中、静脈瘤が増えてしまったので着圧ソックスをほぼ毎日履いて寝ていました。産後のむくみも酷かったので産後にも引き続き使用していました。産前産後とも、むくみは感じやすいと思いますので必要に応じて用意するといいと思います。
おでかけ
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● ベビーカー
● 抱っこ紐
※我が家は車がないのでチャイルドシートは準備していません
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お出かけグッズは余程のことがない限り絶対に必要です。
そのうえで、各グッズの小物については、使ってみて不便に感じたら購入するというスタンスで十分だと思います。ただし、時期によって必要な小物(防寒・暑さ対策グッズや抱っこ紐のレインカバー)など “生まれたタイミングで必要になりそうなグッズ” は事前に準備しておきましょう。

ベビーウェア
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● 肌着or打ち合わせロンパース
● ドレスオール(2WAYオール)
● ガーゼハンカチ
● おくるみ
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肌着は、短肌着、コンビ肌着、打ち合わせロンパースは、全て揃える必要はないと思います。私たちの考え方は「3種類合わせて必要数あれば十分」という感じです。理由は、我が家には3種類ともあるけれど、それぞれを区別することはあまりなく、同じ肌着と捉えているからです。もちろん、それぞれに違いがあるので、過ごす季節(夏なのか冬なのか)や育児スタイルに合った肌着を選ぶのが良いと思います。ちなみに、我が家では冬から春にかけて新生児期を過ごしましたが、コンビ肌着が一番使い勝手が良いと感じました。(冬はコンビ肌着の上に重ね着をし、春はコンビ肌着1枚で過ごしています。夏も冷房が効いていることを前提として、コンビ肌着で乗り切るつもりです)
ドレスオール(2WAYオール)は肌着の上に着る洋服で、寒いときに防寒のために着たり、外出や来客など、“少しおしゃれをしたい場面”で着ることが多い服です。寒い時期を過ごすなら4~5枚ぐらいはあった方が良いと思います。とりあえず、気に入ったデザインのものを好きなだけ購入しましょう。
スタイ(よだれかけ)は我が家の場合は新生児期にはほとんど使わず、ガーゼハンカチでふき取るという方法で処理していました。(スタイがなくても対応できました。)ただし、子供が成長するにつれて口に触れるものを舐める習慣が出てきたり、よだれが出てくる頻度が高まるので、将来的には必要になってくるかと思います。産前に焦って用意せず、必要になった時に購入するという形で構わないと思います。(お気に入りのものがあったら買ってもいいと思います!)
ガーゼハンカチは必須です。授乳後やミルク後に口の周りを拭いたりするのに使います。数量ですが、我が家では5枚セットのものを購入し、5枚で回していました。(1日1~2枚) この枚数を目安に、衛生面が気になる場合などは枚数を増やすのが良いと思います。
おくるみはとても汎用性が高く、使い勝手がよいので必ず準備してください。我が家は5枚所持しており、新生児期にはくるんで使ったり、寝ているときに時にかけたり、ベビーカーで外出したときにかけたり、と多岐に渡って使用しています。軽いので、いざというときのためにベビーバッグにも忍ばせています。
ソックス、新生児用の帽子はママの趣味が編み物なので産休中に手作りしました。ただ使用する場面はそれほど多くありません・・・。(可愛らしいのに残念です・・・byパパ)
ねんね・おへや
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● ベビーベッド
● ベビー布団(セット)
● メリー
● 収納アイテム
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赤ちゃんを寝かせておく場所を設けなければならないという意味でベビーベッド、ベビー布団は多くの家庭で必要になるかと思います。リストでも「あれば便利」となっているベビー枕は私たちの経験から言うとなくて良いと思います。我が家の場合、布団セットに含まれていましたが、タオルを折りたたんで枕替わりにしたので、ほとんど使用していません。
スリーパーについては、我が家の場合は産後に購入しました。新生児期(生まれてすぐ)は使用しないことが多いと思いますが、成長するにつれて(生後2か月以降)、子供の動きが激しくなるにつれて必要になってくるグッズだと思います。なくても寝ることはできるので、一応「あれば便利」なグッズという評価です。
メリーは「あれば便利」です。我が家の具体的な使用方法は、「子供の機嫌が少し悪いとき」「子供の相手ができないとき」に起動させて気を引いています。プーさんのメリーを使っていますが、成長に合わせて使用できるので「あっても良い」とは思います。
リストでは「必要」となっているベビーラックですが、我が家にはありません。もちろん、各々の子育てのスタイルによって、必要かどうかは変わってくると思いますが、我が家の目線で評価をすると「あれば便利」、「なくても良い」という感じです。
バウンサーは産後に、「なかなか寝なかった子供を寝かしつけるのに役立てば・・・」と思って購入した商品です。我が家の場合、今の時点では “あってもなくてもどちらでも良い” ぐらいの立ち位置です。(別に寝かしつけることができるわけではないで、そんなに頻繁には使っていません・・・)「産後に必要そうであれば購入する」ぐらいの感覚で良いと思います。
授乳用ライトは既に家にあった装飾用ライトを使用していますが、夜間の授乳時や照明をつけたくないとき(夜間に子供の様子を確認するとき)などに活躍しています。もちろん、これらの状況は、照明をつければ解決しますしスマホのライトなどもある時代なので必ず必要ではないですが、安く購入できるものでも「あると便利」だと思います。
収納アイテムはあってよいと思いますが、必要なのはアイテムというより、スペースを確保することだと思います。家族が増えるということはその分収納すべきものも増えるので、新たな収納スペースの確保は必須です。我が家の場合、断捨離をすることで既にあった収納グッズを子供用として転用しました。

授乳・調乳
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● 粉ミルク・液体ミルク
● ほ乳びん
● ほ乳びん用乳首
● ほ乳びんブラシ・乳首ブラシ
● ほ乳びん消毒グッズ
コメント
ミルクのみ、母乳とミルクの混合で育てる場合はもちろん、完全母乳であっても哺乳瓶および哺乳瓶関連グッズは必要だと思います。母乳が思うように出ない場合や搾乳した母乳をあげるとき、外出時や両親に預ける場合、保育園など哺乳瓶が必要になる場面は絶対にあります。本数などは産後の状況によって買い足すことで間に合うと思うので、産前には最低限の準備をしておくと良いと思います。
リストでは、哺乳瓶グッズの中で哺乳瓶用の洗剤も「必要」となっていますが、我が家では使いませんでした。普段、私たちが使っている食器用洗剤が絶対ダメなわけではないということを聞いたためです。ただ、安全性を考慮するならば「あった方が良い」のかもしれません。
その他のものは・・・なくても困っていません。
※搾乳関連グッズは我が家の育児スタイルに合っていないのでコメントしておりません
おむつ替え・お洗濯
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● 紙おむつ
● おしりふき
● おむつ替えシート
● おむつ処理袋
コメント
紙おむつ、おしりふきは必要なのは想像に難くないと思うので、あえてコメントはしません。
おしりふきのふたはあると便利です。何度も開け閉めするので、既製の粘着タイプだと多少の煩わしさがあります。100均でも買えるので、ぜひ購入してください。(我が家も100均のものを使用しています)
リストでは「あれば便利」となっているおむつ替えシートとおむつ処理袋は「必要」にしました。
おむつ替えシートはおむつを替えるときに下に敷くためのもので、我が家では自宅でも使用しています。うんち取り替える際に布団やカーペットなどが汚れてしまうのを防いだり、お風呂上りに敷いておくことで、おむつをつける前におしっこをしてしまったときに処理をしやすくしています。
おむつ処理袋はうんちをしたおむつを捨てる際に必ず使っています。おむつ用のゴミ箱があるならば話は別かもしれないですが、うんちをしてしまったおむつの臭いは、強烈なのでおむつ処理袋に入れることで臭いを防いでからゴミとして処理をしています。我が家では食パン袋を使用しています。
ベビー用の洗濯関連グッズについては、リストでは「必要」となっていますが、我が家では用意していません。洗濯洗剤は私たち(大人)と同じものを使用し、洗濯物はピンチハンガーを使って干しています。型崩れなどを細かく気にするタイプではないので、なんの問題もありません・・・。

おふろ・ベビーケア
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
● ベビーバス
● バスマット
● 湯上りタオル
● ベビーソープ
● ベビーローション・ベビークリーム
● ワセリン・ベビーオイル
● 綿棒
● つめ切りハサミ・やすり
● 体温計
● 温湿度計
● 鼻吸い器
コメント
お風呂関連グッズは基本的に必要です。その中で、沐浴布と湯温計についてはなくても良いという評価にしました。
沐浴布については、病院で沐浴を教えてもらったときに沐浴布を使わなかったため、その方法でやっており、使用しなくても問題なく沐浴ができるためです。
湯温計は給湯器がついているのである程度の温度設定ができるのと、大雑把で恐縮ですが自身の体感で何とかなるだろう、というのが不要の理由です。
ベビーケアグッズについては、リストで「必要」となっているものは全て揃えてください。
「あれば便利」となっているベビーオイルと鼻吸い器は、我が家の基準で「必要」にしました。
ベビーオイルは、新生児期におへその周りの掃除をする際や、うんちが出ない時のマッサージをする際に綿棒の先に塗って使いました。
鼻吸い器は、その名の通り鼻水(鼻くそ)を吸うためのものです。我が家の場合、手前の方に見えているものは綿棒や手を使って取ってしまいますが、奥の方で見え隠れしているものを除去する際は鼻吸い器を使っています。
セレモニー・メモリアル
リストの整理

必要なもの(我が家の基準)
特になし
コメント
セレモニー・メモリアルのカテゴリーは、基本的に無理して揃える必要はないと思います。
セレモニードレスや祝着は、着用できる時期も限られていますし、レンタルも可能な場合があるので、こだわりがある場合を除いて準備する必要はないと思います。
我が家もお宮参りの衣装は写真スタジオでレンタルをさせてもらいました。
へその緒ケースは産院でいただいたので自分では準備していませんが、保管しておくのにケースは必須なので、思い出として残したい方は必ず準備した方がよいと思います。
命名紙や手がたスタンプも同様に、思い出の品なので必要な方のみ準備をしたらよいと思います。
我が家は命名書は手作りし、その命名書に手形と足形をスタンプしました。
個人的には残しておくと成長を感じられたりするのでおすすめです。

まとめ
冒頭にお伝えした通り、私たちもこのアカチャンホンポのリストを利用して出産準備、子育て準備を進めましたが、こうして振り返ってみると、リストでは「必要」となっていても私たちにとっては「不必要」だったり、「あれば便利」となっていても私たちにとっては「必要」だったり、それぞれの状況やスタイルによって必要なものは変わってくるということがわかりました。
その上で、皆さんにとって本当に必要なものを見極めるには、皆さん自身がこれから迎える出産や育児を可能な限り想像することが重要だと思います。
なので、この今回は皆さんが想像しやすいよう、それぞれのグッズについて「我が家ではこう使っていますよ!」というのを記載させていただいたつもりです。
これらのエピソードも参考にしていただきながら、出産準備を進めていただけると、より円滑に進むのではないかと思います。
★もし疑問点などがあればコメントいただければ回答します!!
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